ジャンがマリウスに自分の過去を告げて、コゼット達の前から姿を消して、1年が過ぎた。
ガヴローシュ達は学校へ通い、マリウスは弁護士事務所を開いて、困った人々を助ける日々を送っていた。その場所は――かつてクールフェラックが住んでいた部屋。
そこへ訪れたトゥーサン。すぐに屋敷に戻るように言われ、戻ってきたコゼットとマリウスに渡されたジャンからの手紙。
とうとう過去を明かす時が来た――自分はパリには行けないので、来て欲しいと書かれていた手紙を見て、コゼットとマリウスは指定された場所へと向かう決意をする。
馬車に乗ってやって来た、のどかな村。入り口で手を振っていた男に家まで案内されると、家の前には村人の姿がある。
コゼットとマリウスは、村人からジャンが重い病にかかっていると聞かされて衝撃を受ける。
マリウスは、ジャンから自分が徒刑囚だった事や、フォーシュルヴァンが偽名である事など、知らなかった真実を明かされる。
いつかは打ち明けると決めていた過去――しかしそれがジャンには出来ない。このままコゼットの傍に父親としているならば、そのために嘘を重ねなければならない。だから、コゼットの前から姿を消す。
引きとめようと考えたマリウスだったが、祖母に呼ばれて目を離したその隙に、ジャンの姿を見失ってしまった。計画書や、銀行の証書を残して……。
様々な考えをめぐらせたマリウスだったが、自分の利益のために、人の命を奪うような人間では、断じてない。
それに、本当にジャヴェールを殺したのかも分からない。
街には、学校が建てられようとしていた。それは、ガヴローシュも通う事になる学校。
学校に来る事が乗り気でない子供も、ガヴローシュから食事が沢山食べられると言う事を聞き、ならば来る、と。
マリウスの祖父は、弁護士試験に受かったからと、マリウスから結婚したらこの家を出たいと言われてしまう。自分達の力で生きていきたいと話すマリウスに、祖父は自分達と一緒に暮らして欲しいと頼む。
乗り気なマリウスの祖父とは対照的に、ジャンには元気がない。コゼットとマリウスは、結婚してからもしばらくは祖父の家で暮らす事にしたと言う。マリウスの祖父は、よければ、とジャンまでもこの家で暮らさないかと誘うも、ジャンはそれを丁重に断る。
秋ももうすぐ終わる。コゼットとマリウスの結婚式は2月に決まった。
そろそろ結婚式の打ち合わせをしないといけないね。と言うジャンに、コゼットは躊躇った後に、モントルイユシュルメールへ行きたいと切り出す。
母親の墓に結婚式の報告がしたいコゼット。それに、自分と暮らすために1人で働いていた街を見てみたい……。
すると、ガヴローシュも一緒に行くと言う。当然、シュシュも。そして、モンフェルメイユを経由して、あの街へと。
マリウスと2人で庭のリンゴの木を見上げるコゼット。
自分が修道院にいた頃の話をして笑ったコゼットは、マリウスがやっと笑ったことを嬉しく思う。好きよ、マリウスの笑顔。などと言ってよい雰囲気の2人。
杖なしで歩けるようになったマリウスは、自分をバリケードから助け出してくれた人を探したいと言い出す。実は、もう1人バリケードから自分を助け出してくれた人がいたが、その人は自分を庇って死んでしまった……。
コゼットも、その人探しを手伝うと言い、2人の人探しが始まる。
目を覚ましたガヴローシュは、ブレソールとユーグを迎えに行きたいと告げる。
これ以上世話になるわけには行かないと言うも、コゼットは、ブレソールとユーグは自分にとっても弟だ、と言う事で、シュシュに2人のところまで案内してもらおうと思い立つ。しかし、ジャンが先にブレソールとユーグを連れてきた。
沢山のガーゼは、マリウスに届けるためのもの。
そのマリウスはと言えば、夢にうなされていた。その手をずっと握る祖父、うなされているだけでヤブだと……。本当どこまでマリウス好きなの。
下水道を抜けた先で、マリウスを背負ったジャンはジャヴェールと対峙する。
ジャンは騒ぎに乗じて逃げ出し、自分に恩を売っておけば追跡の手を緩めるとでも思ったのだろう。というのがジャヴェールの考え。その自分の考えは間違っていなかったと語るジャヴェール。1度犯罪を犯したものは、2度と立ち直れない……。
一刻も早く、ジャンはマリウスを家族の元に送り届けたい。自分は逃げない、と語るジャンは格好いいのですよ。
革命の後には、大きな傷跡。
其処此処に無残に横渡る死体……。逃走中、警官隊に撃たれる者もいますが、やはり血は出ませんか。どこにも血の跡が見当たらないので、やはり迫力に欠けるなぁ。
そんな中で、ジャヴェールは部下から、恐らくはジャンが下水道に逃走したのではと聞かされる。その予想は見事的中であり、ジャンはマリウスを抱えて下水道の中を歩いていた。
革命もいよいよ大詰め。
医者の手当てを受けたガヴローシュは、熱で苦しんでいるようですが、医者曰く、熱が下がれば大丈夫であるそう。そして、これからの看護にかかっている。
血は繋がって無くても、ガヴローシュはコゼットの弟なんだよね。うん。
シュシュは賢すぎる。あの時の言葉をちゃんと覚えていたのか……。
早くガヴローシュが目を覚ますといいなぁ。
遂に出会ってしまった、ジャンとジャヴェール。
警官隊が放った砲撃たった一発で、バリケードは大方が吹っ飛んでしまった。次の砲撃準備をしている間に、アンジョルラスは警官を狙い撃とうととするも、止められてしまう。
同世代の人間だから、もし学生になっていたらこちら側にいたかも……と言ってますが、それだけで撃たないってのもな。やらなきゃやられるだけですよ。
例え、それが辛い事でもさ……。それに比べて、ジャンは躊躇ないですね。
革命で国を変えるんでしょうが。生ぬるい覚悟だこと……ってちと厳しい事言ってしまったろうか。






























![[ef - the latter tale]発売中だ](http://www.minori.ph/imgs/efbanner2000530d.jpg)























































