旧ぎんいろ。アニメ感想(レビュー)、危険なマイ★アイドルの攻略やってたりします。稀にBLCD感想が出現。2010年末を持って更新終了しましたが、本家が死んでいたので一時的に利用していました。

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第4話「お母さんの手紙」



自分の子供がこき使われているとも知らずに、遠い街の工場で働いているファンティーヌさん。まだ字の読めないコゼットに、この手紙を読み聞かせてやってください、なんて書いてますが読み聞かせるわけなかろうて……。

案の定、中のお金だけ取って、手紙は火が灯っている薪の所へ捨てられてしまいました。しかも何かまた悪巧みを考えてますな。本当そんな事しか頭にないんかい。

手紙を捨てた旦那は出かけてしまい、コゼットはその手紙を拾おうとしますが、女房に突き飛ばされる。アゼルマのパンを盗み食いしようとしたねって誤解もいいところだな。

しかもアゼルマもアゼルマで、パン盗ったって、どこまで意地悪いの……。



そんな頃、家の一軒一軒を回っているのは、この街の教会に新しくやって来た神父さん。

1人の女性と話をしていて、そんな時にあの宿屋の話が。親切な人、と言う事で皆さん噂しているらしいですが、それ、激しく誤解ですから!皆騙されてますからー!全然親切じゃねぇよ、極悪だよ。



エポニーヌは、男の子と一緒に下校中。どうやらエポニーヌは、男の子――トロンに恋をしているようですね。恋する乙女ですね。でもこんな意地悪い女は駄目ですよ。

ご機嫌だったエポニーヌですが、帰ってきてコゼットを見た途端に不機嫌に。靴を出して、磨いてくださる?って自分で磨きなさい。そんなエポニーヌに、草を差し出して、これなら綺麗になる、と言うと、エポニーヌは母親に泣きつく。何も酷い事言ってないじゃない。

掃き掃除をしているコゼットはどこまでも涙を誘います。不憫や……。

エポニーヌは読み書きの事を母親に褒めてもらったりして、楽しそうなのにね。コゼットの方が断然可愛いぜ!

本当、自分の子供とコゼットに対する態度が酷いね。エポニーヌの様子を覗いていたら、すごい剣幕で怒られるし。コゼットはお金持ちに見初めてもらえないもんね、って、きっとそんな事ないぞ。



一方のファンティーヌさん。給料を貰って、同じ職場の方に食事に誘われますが、用事があると断ってしまう。何でだ、一緒に食べに行けばいいのに……。

あれかな、仕送りしてるからきついんかな。人に言えない秘密があるのかと疑われていますが……ありますよね見事に。

ファンティーヌさんは次の誕生日には迎えに行くと行っていますが、もう誕生日と言わずに今すぐに迎えに行ってあげてくだされよ。

そんな時、ファンティーヌさんにぶつかった男は警察に追われ、連行される羽目に。ジャヴェールさんよ、無実って言ってるじゃないの。

ジャヴェールはマドレーヌ市長の姿を見かけましたが、ジャン・ヴァルジャンに似ているのが相当気になっている様子です。

そこに登場したのが、市長を敵視しまくっているおっさん――フォーシュルヴァンですが、悪口言いまくっていたら、警察に連行すると言われてしまいましたよ、ざまみろ。



エポニーヌに忘れ物を届けにいったコゼットとガヴローシュとシュシュ。シュシュでかくなりすぎー!学校で授業を覗いたコゼットは、そこで単語を覚えます。そして、1人の男の子――エポニーヌが恋している、トロンと出会います。何だかやたら気さくなトロン。

無事忘れ物を届けたコゼットですが、エポニーヌはかなり不機嫌ですね。

その帰り道で覚えた単語を反芻するコゼットとガヴローシュ。楽しそうに歩いていると、神父さんとぶつかる。名前を聞かれたコゼット。神父さんが、名前を木の棒で書いてくれます。こうしてコゼットは自分の名前を覚えたのでした。



宿屋はちょっと荒れてます。仕送りももう使ってしまったようです。

コゼットはまだ帰ってこず、エポニーヌも女房も怒り心頭。帰って来た、と思って怒ろうとしたらそこには神父の姿。思うように怒れません。嫌味は言いますけどね……。

神父の前ではいい親代わりって感じを演じていましたが、帰らせた後はいつもどおり。しかも、ファンティーヌさんが送るお金を値上げするとか。はした金とか言ってますけど、自分達で決めた金額でなかったですっけ……?

手紙を見つけたコゼットは、仕事の休憩の合間に、手紙を広げます。ガヴローシュがパンを持ってきてあげたみたいで、やはりいい子。ファンティーヌの手紙に、コゼットの文字を見つけて嬉しそうなコゼット。

ファンティーヌさーん、早く迎えに……き、て……。



雨の日。とろとろと馬車を動かしていたフォーシュルヴァンは、操作を誤り、馬車の下敷きに。ああ、これはちょっと可哀想!つか馬が、馬がー!



あー、何かなぁ。いやもう本当不憫としか言いようが。しかしシュシュはでかくなりすぎだろ……。頼りになりそうですね。コゼットを守ってくだされ。

トロンという男の子は、コゼットに興味がある様子ですね。これから親密になったりしないのだろうか。

くそ、本当夫婦には苛々する。値上げとか何考えているのだ……!神父さんとか、気づいてくれませんかね。あの夫婦の本性に……。

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第16話「機の民」



改革と言いながら、無駄な事に金銭を費やし――そんな事を言っていたところに、突如何かが撃ち込まれる。狙われたのは勘定奉行跡部良弼。

鉄砲だ、と言うが、その割には火薬も銃声もしなかった。いた者を調べるが、何も出てこない。服を触られた大柄の男は、にやりと不敵な笑みを浮かべる。

その後ろ――池を隔てた木の辺りで火が上がっていた。その中で、銃らしきものが燃えている。

あくびをする往壓。大量の書物に目を通している放三郎。うわ、半端ねぇ量……!そこは

山崎屋という薬種問屋。そこに問屋の主が現れ、西洋の絵画などもありますが、と勧めてくる。それに目を輝かせる放三郎。だが我に返り、珍しい甲骨文字の話題を切り出す。

甲骨文字――漢神を眺める往壓。しかし状態が状態なだけにそれを読む事は出来ない。

門前の小僧何とやら、と言われて誰が小僧だと言う往壓の口調が何だかツボ……!

漢神を読める往壓を見て、問屋の主は放三郎にもしお手すきの方がいれば――つまり、用心棒の口利きを頼む。近頃、うろんな輩が狼藉を働くとの事。

そこに入る、勘定奉行跡部が狙われたという話。跡部もまた、蘭学に近い人間。山崎屋を狙っていたのと同じ輩ではと言う可能性が浮上する。

宰蔵とアビは、注文していた宰蔵の武器を取りに行っていた。ああ、この2人何だか懐かしいですな。ホモがいらっしゃる(苦笑)。新三郎、ですね(忘れていたので調べなおした)。宰蔵は新三郎に化け物を追いかけているのか?と問われ、私にしか出来ぬ仕事だと言いますが、いや、私にしか……は間違っているのではないかと。罰当たりな気がして……新三郎の言葉にむっとする宰蔵。

外を見ていたアビは、そこに見知った影を見つける。それは宰蔵のからくりを作った人物。蓬莱村のからくり技師だと言う。

マスラオ――アビが声をかけると、途端に踵を返して逃げ出すマスラオ。確かこの辺りに来たはずだと見回していると、いきなりワイヤーみたいなものが腕に絡まり、完全に拘束されて吊り上げられてしまう。犯人はマスラオ。

よくも声をかけられたものだと怒り心頭のマスラオ。どうやらマスラオが機の民らしい。そしてアビは山の民、ですね。一時期は一緒に暮らしていた事もあったそう。

マスラオはアビが掟を破った事を噂で聞き、その事を責めてくる。そして、地の神を倒している事も。地の神は大きな神々しい、自分達を守ってくれるものだとマスラオは言うが、それは妖夷。

しかしその話には耳を貸さず、2度と私の前に姿を現すなと言って、アビをそのまま放置してマスラオは行ってしまう。とんだSですね。

痛みに気絶したところにアトルと雪輪登場で何とか救出されたアビ。アビを探していた宰蔵も、アトルの声によりアビの居場所を知る事に。

穴が開いた跡部の服を調べている奇士達。しかし火薬の匂いはやはりしない。近頃では火縄を使わない銃が殆どであるが、それでも銃声は聞こえてくるらしい。

布で包めば――などと考えている往壓達の前に、出された紙切れ。それを見た往壓の言葉は、豆腐……?え、豆腐って……いくら適当だからって(笑)。

跡部の後にはあべ(漢字分かりません)が狙われるのでは、と言う事で護衛をつける事に。あべの護衛は、往壓、放三郎、アビ。宰蔵と元閥には違う任務が与えられた。

その任務とは、商人の護衛。山崎屋の主さんの事ですね。酒と女を頼むと言う元閥に宰蔵は呆れ気味。

一方の往壓組。呑気に庭見物している方々の護衛。いつもは町民も見物するらしいが、今回は門を閉ざしている。頬に止まった虫をはたいた往壓の姿を見て、もし目に映らぬほどの妖夷――と推測を立てていると襲撃が。

銃は出てこず、出てきたのはただの鉛玉。そんなところに現れたのは狂斎。アトルを呼びに行ったら、勝手についてきたらしいです。まだまだご執心ですね……。

狂斎は池の中に浮かんでいる紙をすくいあげる。紙なら溶かしてしまえる、と狂斎は言いますが、アビは熱に紙が耐えられるか?とそれはないと言ったような口調。

気泡って知ってるかい?と言う狂斎。それは空気鉄砲の事だそう。アビは、1人の人物に心当たりがあった。

マスラオの元を訪れた狂斎とアトル。マスラオに対して、銃を撃って欲しいと頼む狂斎。もっと面白い事が出来る。この世を面白くするんだ――と。

遅れて登場したのはアビ。紙の気泡を作って誰かに売ったのか、と単刀直入な質問。マスラオは、逃げろと言ったアビに向かって気泡を撃つ。逃げるマスラオを追うアビ。アビはマスラオを説得するも、耳を貸してくれず。

お前は古き民じゃない――気泡を撃ったのはアビに対して、しかしアビを庇った往壓。撃たれたのに大丈夫なんか。アビを庇ったのは仲間だから、と往壓は言う。アビがマスラオを庇ったのと同じ理由だと。しかしマスラオはもう仲間ではない。仲間なら何故地の神を殺す――。

ニナイ。ポツリと呟くアトル。その人は、ニナイを探している。ニナイとは、アビの姉の名前。そしてアビは、ニナイがいなくなったと語り始める。

ニナイはある日、地の神の花嫁に選ばれ消えてしまった。しかし、マスラオはニナイを見たと言う。それは宰蔵と元閥がいる山崎屋だった。

そして、宰蔵と元閥は自分達が寝ている部屋で、天井に張り付いている妖夷を見つける――。



……最近面白いくらいにあらすじと感想長くなってます、ごめんなさい。

今回も中々良かったかなと。でもアビはやはり地味……(苦笑)。凄いいい方ですがね!

マスラオは結構好みです。メガネ素敵!アビのお姉さんは妖夷にさらわれていたのか……でもそれは山崎屋にいるってことで、次回楽しみです。どうなるんだー。

第17話「姉と妹の無言歌~lieder ohne worte~」



※管理人は原作未プレイです。ので、たまに変な事を言うかもしれませんがご了承ください。



帰宅した祐一の様子は明らかにおかしい。出迎えてくれたあゆに顔色が悪いと聞かれると、適当にごまかして2階へ上がってしまう。部屋のベッドの仰向けになり、先程の香里とのやり取りを思い出す。

香里は栞に事実を告げた。そして祐一には栞と仲良くしてくれているから、言った。

別れ際、このままでいいのかと問う祐一だが、あいつの泣き顔は見た事がない――と香里に言うと、そう、と言っただけでそのまま立ち去られてしまった。

祐一の部屋のドアをノックしたあゆに、明りはつけないでくれと頼む祐一。灰になっちまうんだよ――。

何か用か?と問う祐一に、あゆは何となく傍にいたほうがいいような気がして、と言うあゆ。

祐一は有難う、とあゆに礼を告げる。



授業中。寝ている名雪。祐一は上の空。今日は、香里も栞も学校には姿を現さなかった。

落し物なら一緒に探してやる事が出来る。魔物が相手なら一緒に戦う事が出来る――でも、栞は――

祐一は真琴に問いかける。お前はどんな気持ちだった?残された時間の少ない女の子に、俺は何をしてやればいいと思う……?



栞が気に入っている噴水のある場所に行くと、そこには栞がいた。ここは夜のほうが綺麗ですよねと言う栞に対して、寒いから昼のほうがいいと答える祐一。

夜でも動いている噴水。突如かかった水に、何処かに栓がないかと探し始める祐一。止めたら駄目ですよ、と祐一を止めた栞は、見ていたいじゃないですか。ずっと、ずっと――と噴水を見つめる。

子供の頃、家族でここに遊びに来た事があると呟く栞。その頃は私ももう少し元気で、お姉ちゃんと一緒にアイスクリームを食べて。

もう一度一緒に食べたかったな、と笑顔を浮かべる栞。あんなに楽しかった事は一生のうち他にありませんでしたから、と言う栞に対して、俺とのデートは2番目かと問う祐一。意地悪だな……。

祐一とのデートも同じくらい楽しかったと言う栞。もう少し時間があれば、祐一さんのこと、もっともっと好きになっていたかもしれません。

――誰の事も、好きになってはいけないのに。

……この台詞にぐっとキタ。もうすぐ死んでしまう事を嫌でも感じずにはいられないです。ここで入ってきた音楽もまた涙を誘うわ……。

祐一さんには謝らなければいけない事が沢山あります。そして感謝しなければいけない事も、沢山。沢山。

病名を問うた祐一。栞曰く、難しい名前で、沢山の薬を飲んでもっと沢山の注射をしても治らない病気。つまり、不治の病って事ですよね……。

覚えていてもどうにもならないから、意味はないから病名は忘れた栞。

学校の裏庭は、香里が話してくれた場所だった。一緒に弁当を食べようと約束した場所……。だから毎日のように裏庭に来ているんですかね。一緒に弁当を食べたい。そう思って。

香里が自分の事を避けているのは分かっている栞。だから自分もなるべく香里には会わないようにしているのだと。どうして、と問う祐一に、今の私がお姉ちゃんにしてあげられる事はそれくらいしかないですから――と答える栞の表情はなんとも切ないです。本当は、香里と仲良くしたいでしょうね。そりゃあそうだよね……。

栞は、祐一にあるお願いをする。それは自分を普通の女の子として扱って欲しいという事だった。

――祐一さんといると私は戻れるんです。楽しかったあの頃に。学校に通って皆と一緒にお昼ご飯を食べて、放課後は友達と商店街を歩いて、体が弱いのに遅くまで遊んでお父さんとお母さんに怒られて、でもお姉ちゃんが庇ってくれて。そんな普通に暮らす事が出来てたあの頃に。だから、これからも今までみたいにして欲しいんです。出来れば私の……私のお兄ちゃんみたいに。



帰り道。明日は学校に来るのかと問う祐一に、びっくりする事があるかもと何やら意味深な台詞を吐く栞。似顔絵はもういいぞと言うと、そういう事言う人嫌いです――また言われてしまったな。

機嫌を損ねた栞に、アイスをおごると言うと機嫌は直ってしまう。

去っていく栞を見て、祐一は意を決したように声を張り上げる。

――本当にもう、どうにもならないのか。病気が治る可能性はないのか?

振り返った栞は、奇跡でも起これば治るかもしれませんけど、と口にする。でも――

起きないから、奇跡って言うんですよ。



帰宅した祐一は秋子さんのメモを発見する。まだ完治はしていない様子。起きているのはピロのみ。猫は夜も元気だからねー。

部屋に行くと、机に突っ伏してあゆが寝ていた。祐一を待っていた様子ですな。

あゆを抱え部屋に連れて行き、布団をかけてあげる祐一。紳士です。

いい夢見ろよ――と祐一が言ったその翌日。名雪が眠いのはいつものことだが、あゆも眠そう。お化けに抱っこされてどこかに連れて行かれる夢。そんな怖い夢を見て眠れなかったのだと。

お化け=祐一だろうねこの場合。どうしてそんな夢見たんだろうなー、と言う祐一は完全に知らんふり。



昼休み。名雪の真似をして寄ってきた北川。か、可愛くないぞ……(笑)。

今日も学食?と名雪に問われて、昼飯の相手がいなくなったからと答える祐一。入院中、だもんね……。北川が香里を誘いますが、香里の態度はかなりそっけない。仕方ないのかな。

そんな時、祐一に客が。

――それは、制服を着た栞。

香里はその瞬間席を立って、教室を出て行ってしまう。名雪に香里のところへ行ってやれと言い残し、祐一は栞の元へ向かう。



もの珍しそうに学食を眺める栞。2人が頼んだのはカレー。

土曜日まで出ても良いと医者から許可が出たと言う栞だが、その日は誕生日の前日。つまりは、死ぬ前の日……と言う事になるのでしょうか。

辛そうですね、とカレーを見つめる栞。食べない栞に、早く食べろと言うが、栞の様子はかなりおどおどしている。意を決して口にカレーを運ぶ姿が可愛らしい。スプーンの持ち方も子供っぽくていいなぁ。そしてカレーを食べた栞は顔を赤くしてお茶を飲む。

そして、実は辛いのが全く駄目だと言う事実が明らかになる。

わさび駄目、からし駄目、タバスコ駄目。でもアイスクリームは大好きですと笑顔で答える栞。私は辛いの普通に好きだがなー。

そんな辛いカレーを頼んだ理由が、祐一と同じものを食べてみたかった、って言うんだから、健気って言うか何て言うか……。

結局カレーは祐一が1人で処理。明日は弁当を作ってくる、と栞。



学校の帰り道。明日は寄り道に誘う祐一。また明日、と別れる祐一。この言葉、重いよな……。だって栞には、明日が来るのがもう僅かなわけで。それを考えると泣きそう。

帰路に着いた栞は息を吐き出す。栞と祐一、それぞれの頭上に降ってくる、雪。

そして、香里の頭上にも。



美里家。香里の出迎えをしたのは栞。外、まだ雪?あのね、お姉ちゃん――と話しかけるが、疲れてるのと相手にしてもらえず。階段を上っていく香里の姿を見てしょんぼりする栞、可哀想……。



翌日の学食。栞は場所取りをしていた。それを祐一に褒められた栞が嬉しそうに笑うわけですが、これがたまらなく可愛い……いや、全部可愛いけど、これは……。

栞が作ってきた弁当は2段重ねでかなりの量。こっちがお前の分か?と1つを指差す祐一だがしかし、それは全部祐一のご飯だった。

対する栞のはかなり小さいですよー。

食べ終わった祐一は、苦しそう。でも美味しかったらしくて良かったじゃないか祐一。



帰り道は寄り道。アイスを食べて、変わったぬいぐるみを扱っている店へ。関わらんほうがいいと祐一が忠告するが、栞は入りませんか?と。お前がそう言うなら――と言いかけて、祐一は香里の姿を見つけてしまう。香里を追いかけた祐一は、栞と3人でお茶に誘うが、私は栞なんて娘知らないと突っぱねる。



その後から祐一は上の空。栞はあの店の話をしていたが、どうにも声が耳に入ってこない。オオサンショウウオとか、ガラパゴスオオトカゲとか――変わったぬいぐるみが沢山ある、あの店。オオアリクイとかな――と付け足して、病室の舞を思い出す祐一。

……そういや、オオアリクイのぬいぐるみはどうなってしまったんだろうか。廃棄処分?



帰宅して自室で財布の中身を確認する祐一。え、結構お金持ちですね。

ドアのノックの音。入ってきたのはあゆとピロだった。こんばんにゃー、か、可愛い。

風呂があいたと呼びに来たらしいあゆ。何か買うの?と問うてくるあゆに、祐一は風呂に上がった後も、カチューシャを付けてるのかと逆に質問を投げかける。

大切な人に、もらったものだからと答えるあゆの、果たして大切な人とは……?

栞のプレゼントの相談をあゆにする祐一。返ってきた答えは……たい焼き。それはお前の好みだろうと返すと、今度はお金と随分現実的な答えに。お金があれば、たい焼きいっぱい買えるでしょ?

こだわりますな、たい焼きに。

たい焼きから離れろと言われ、じゃあ、品物じゃなくて――と切り出す。栞ちゃんが1番喜んでくれそうな事をするとか。

栞が喜びそうな事……それは香里と……言いかけて立ち上がる祐一。

――そうだよ、これしかない。俺が栞にしてやれる事――。



栞ルート。笑顔がとても眩しいですが、彼女の言葉がいちいち切ないので所々悲しくなりますね。もう全体通して悲しいんですけどもね。栞の空元気(と言ってしまっていいだろうか)が胸に突き刺さってたまらんですよ。

所々で真琴の事が出てきたり舞の事が出てきたりすると、ニヤリとしますね。ちゃんとシナリオに絡めてくるのは素敵。

栞が際立った今回は、あゆは結構活躍していましたが、名雪さんがまた空気……。

仕方ないのか?もはやこれは。

次回で、終わりですよねこれ。タイトルが……消え去りゆくって。

奇跡は、多分起きないのだろうね。

第15話「世界一えくせれんとな髪の毛」



ヨハンがドイツに帰ってから1週間。護はヨハンに言われた事を忘れてはならないと決意する。自分は絢子の恋人であり、それはとても大切な事であると――



朝。護と絢子はいつものように学院へ。2人で歩きながら、絢子は照れた様子で今日のお弁当は、いつもより力を入れたことを話す。何だかんだと理由をつけて話す様子は、完全に乙女入ってます。楽しみにしていますと答えた護だが、その笑顔は販促だと絢子に言われる。うん、私もそれは思う……。

今日も1日良い日になりそうだと思って校舎に入った護だったが、いきなり目の前を黒猫が過ぎるわ靴が脱げてこけるわ、で、何やら不吉な予感を感じずにはいられない護。

そんな護の前に、聞き覚えのある声が。そこにいたのは金髪のロングストレートの女子生徒。護はそれが誰だが分かりません。で、声とその喋り方でようやく理解。

……それは汐音でした。

いつものあの、妙な髪形ではない汐音。驚くのも無理はないね。何だろう、妙な髪形じゃない汐音は違和感ありまくりですよ。

事の始まりは2時間前にのぼる。自宅でいつものように髪型をセットしていた汐音。生徒会長にはソフトクリームのお化けみたいだと言われる始末。でも今日も凄い……。

美意識が理解できないのかとぶちぶち文句を言いながらTVを付けた汐音。響く声。生徒会長の口から盛大に吹き出されるコーヒー(笑)。

部屋に向かえば、何やら落ち込んだ様子の汐音がいて。

――で、現実。護は汐音に対して軽く涙目に。美月も驚きまくって後ずさる。そしてそこかしこから生徒達が顔を出し、呪いだとか囁かれる。渡辺は気絶してますし(苦笑)。

挙句の果てには彼女自身のビアトリスも驚いている様子。

そこに颯爽と生徒会長が登場ですが、一目では自分の妹と分からず。そこに登場した絢子も、また失礼な発言をぶちかます。確かに、この髪型が人間として正しいですわね。

絢子は、この東ビ大付属に何か大きな陰謀が渦巻いているのではと推測する。そして絢子は事の真相を突き止めることを決意し、設置された「遠藤汐音の髪型クライシス」対策本部。

話によれば生徒の3割の靴紐が切れ、数学の池田先生はカラスの大群に襲われかける。リンドグレーの鐘も鳴り止まず……。

生徒会の面々が集めっている中、ちなみに汐音は一人離れた場所で炬燵に入っております。

とりあえずストレートヘアーにした事の真相を推測する事になった。飛び交う様々な推測。チワワ、アンテナ説、願いのために髪の毛のセット断ち、誰かの陰謀。ここまで来ると、話してる皆さんはだらだらモード。

そして絢子の推測。……恋。微妙に裏返っていたのがいいですね。

自分の推測に、間違いないと自信満々の様子を見せる絢子だったが――



ギャグ回ですね、結構笑わせていただきましたとも。

逃げ帰った汐音を訪問する絢子と護。うふふ、と笑う絢子が何だか違和感ありまくりで(苦笑)。

恋じゃない――これは事件だと言う生徒会長。そして絢子と生徒会長は汐音をきつく縛り……更に暴走。遂にガサ入れ結構。格好が素敵(笑)。

ガサ入れは困難を極めた。そして絢子は護がアルバムを開いているのを発見する。そこには絢子も映っていた。小さい頃は皆、可愛いな……。

アルバムを捲っていると、生徒会長の元彼女の写真が沢山。とっかえひっかえ、だったらしい生徒会長。髪の長い人が好みなんですね――びしり、と痛いところをつく護。

そして護は気づいてしまう……が、そこに汐音乱入で考えは中断されてしまうわけで。

護は汐音を追って公園に行くと、自分の推測を話す。生徒会長の元彼女が皆髪を伸ばしていたから、汐音もそうしたのでは、と。動揺でブランコから落ちた汐音は十分ブラコンですからね。安心して(何をだ)。

生徒会長が絢子を好きなのはこれで確定ですね。シチューを作る絢子の後姿に見とれているわけですから。護の言葉で現実に戻る生徒会長。

そして、汐音に対しておにいちゃんと呼んでもいいぞ、と。汐音呼ばないだろーと思ったら呼んでるし……!

しかし護と絢子の中睦まじい姿を見ている時の生徒会長の表情がなんとも……。

翌日、ちゃんと汐音の髪型は元通り。で、原因は結局、朝の星占い。回りくどいやり方はNG。何事もストレートに。このフレーズで髪型をストレートにしたわけですな。

これで平穏な学校生活が……と思いきや、更なる波乱が。絢子のおじいさんが日本に来ている、との事。果たしてどうなる……?



何だか馬鹿らしい気もしたけど、やはり面白かったですね。絢子の事を好きな生徒会長。告白する気はないのでしょうね。つかしても振られるの目に見えてるしね(苦笑)。

次回は参上、暴れ総理か。結構楽しめそう、だと思うんだけど……。

第3話「新しい友だちシュシュ」



エポニーヌが学校へ出かけていくその頃も、普通にこき使われているコゼット。

馬小屋の掃除をしていたら、ぐずだねと怒られてしまいます。まだ6歳の子供なんだから仕方なかろう……。しかもその後は洗物に水汲みに2階の掃除。ひー、本当どこまでも鬼畜ですな。

夫が酒屋の支払いに困っているのを見て、その説得をコゼットに任せるなど、本当とんでもない女ですわ。夫婦で頭下げてこいよ。

酒屋に行くコゼットについていくガヴローシュ。ガヴローシュはいい子だな……。

酒屋で1月待ってくださいと頼み込むコゼットは見てて悲しくなってくる。食事抜きになるから必死。結局10日、と言う事で話は決着。

その事を話すと、役立たずと言われ食事抜きに。でも本当は10日で十分なんだよ。酷いなー。

途中花畑でパンを食べ、コゼットがとろとろと眠りにつきかけた時、1匹の仔犬に遭遇。か、可愛いー!捨て犬、だよねぇ。

ふわふわのその犬にシュシュと名づけるコゼット。

シュシュと一旦は別れたコゼットとガヴローシュですが、何ていうか、ついて来てしまいました。仔犬。いや、大体動物と戯れるとこうなります。動物を飼えないから別れなければならないのは辛いものがあります。

完全についてきてしまったシュシュをとりあえずは小屋に隠しますが、シュシュは良く吠えるため何度もばれそうに……。



マドレーヌ市長にやって来た怖い方。は、新任の警部のジャベールでした。ええ、警部なの……見えない(失礼)。

以前トゥーロンで看守の仕事をしていたらしいです。あ、何かそれは似合っている。ジャベールは、そこにいた怪力の大男、ジャン・ヴァルジャンに似ていると言いますが、目の前にいるの本人ですしね。似てるの当たり前です。

アランは夕飯の買い物をしているとシスターに出会う。アランは1人で弟と妹の面倒を見ているんだよな、偉いです。しかしすっかり改心してしまって……いい事ですね。

しかもそのクッキー、全部弟と妹に食べさせるのですよ。いい子……。



お金に困りまくっていたテナルディエの女房の耳に今度こそ届いた、仔犬の鳴き声。追い払って来いと言われますが、そんな事出来るわけはなく、コゼットは小屋で仔犬と一緒に寝ます。

悲鳴で目が覚めたコゼット。シーツが荒らされ、エポニーヌのお気に入りの服もまた酷い有様。しかしシーツあれだけしかないの?どんだけ貧乏なんだよ。

そして見つかってしまったシュシュ。忌々しいと、犬を捕らえようとする女房。それを庇うコゼットは、彼女に酷い仕置きを受けます。ほうきでありったけ殴られるコゼット。

エポニーヌの制止がなかったら多分もっと続いていたんではないかな。

その描写がなかっただけ良かったですが、シュシュを庇ったコゼットはぐったりとして動かない……ヒデェ、これはマジで。

そんな事知らないでコゼットは元気なのかと考えているファンティーヌ。

全然元気じゃないんで本当何とかしてくれ……。



あー、最後で本当衝撃を受けました。犬を殴ろうとしたりする人は最低ですよ。シュシュどうなるかと思ったのですが予告で、大きくなっていて助かりました。正直死ぬんじゃと顔持ったので。そして恋をしている様子のエポニーヌ。さて、その恋は……公式サイト見る限りでは……ちと、難しいのかもね。

第15話「羅生門河岸の女」



咳払いを2回。店に入った放三郎は刀を預けて、階段を上る。その先にいたのはアトル、宰蔵。そして美女。江戸元や往壓はどうしたと問う放三郎に、宰蔵は妙な人殺しがあってそれで――。妖夷の仕業だと放三郎は考えるが、いえ、と答える宰蔵。そして視線はアトルに。アトルだったなと名を確認する放三郎。しかしカムロの御馬でありんす――と名を訂正される。アトルに鳥居らが目をつけているからとここを出るように言う放三郎。しかし往壓はここにいろと言った、とアトルは首を振る。

その頃異人の娘に対する命令が出る。1人の男が雇ったと言えば――と話をし、市野がそれはカムロの御馬かと、彼女を探しに行く。

それを眺めていた往壓達の元にやって来たのは狂斎。お前達はそこで雁首を並べていろ、と狂斎は言い、あの女は俺が救う。無事救えたら、あの女は、御馬は俺のものだと宣言する。

放三郎達の元にやって来た狂斎。襖の向こうの市野の声に耳など傾けるはずもなく、狂斎はアトルの手を握る。お前に教えてやるよ。この世は極楽で――地獄だ。

詰め寄ろうとする市野を引き止める往壓。殺しは蝶の彫り物に関わりがあると絵を見せる。表情が変わる市野。アトルを異人の娘だと指を刺すヤツには杯をぶん投げて、狂斎はアトルと2階から脱出。しかし、足に相当の衝撃が来たらしい。泣いております。か、格好悪い(苦笑)。

往壓がアトルを連れて逃げなかった事に宰蔵やたら怒っております。

アトルが1人で街を駆け抜けている。ちりちりと鈴を鳴らし、それは人にぶつかって、ぺしゃんと座り込んでしまう。異人だ――と言うが、顔を見てみればそれはアトルではなく、アトルの格好をした狂斎だった。この後捕らわれてしまうのが、なんとも……(苦笑)。

羅生門河岸。清花は雪輪に呼びかけているアトルを見つける。そんなアトルの目の前に広がっているのはお歯黒溝。臭いし泥深い、遊女達を吉原から出さないためのお堀なのだと言う。

清花に匿われたアトル。しかしそこには死体が……。

清花に28になれば誰でも外に出られると聞いたと言うアトル。しかし、誰に惹かれるわけでもない今更帰る家も無いのが大半。そういう遊女はここで老いさらえるまで商いを続けるのだと言う。この地獄で。

アトルを探している本庄達。手当たりしだい探すと言う結論に達する。そして市野もまた、アトルを探しに出る。

死んだ遊女を調べていた放三郎。この女達の体の中は、まるで泥だった。骨も肉も皆混ざり合ってしまっている。つまり、体の中身が溶けているのだった。

宰蔵は言われて取ってきたさなぎを差し出す。放三郎はそれをざくり、と。うわぁ……。

さなぎの中身はどろりとしていた。蝶だけでなくさなぎを作る虫は、さなぎの中で一旦溶けてゆっくり固まって新しい形を作るそうです。へぇー知らなかったです。

まるで妖夷だと呟く往壓。放三郎はそういう事だ、と。この女達はさなぎにされたのではないかと推測を立てる。つまり、妖夷が女の体に潜り込み体内を溶かして成長。それを繰り返して大きくなっていく。そして、蝶の彫り物はさなぎにされた証拠――。

殺しが妖夷の仕業ならばアトルが罪に問われる事はない。妖夷を見つけ出せと命令する放三郎。斬れ、とは言わず。

放三郎は、あの馬には近づくなと往壓に忠告する。往壓が妖夷になったら放三郎が切らなければならない、と。

清花にまだ匿われているアトル。そんな2人の元にやって来たのは市野。市野はここを出たほうがいいと清花に言うが聞く耳を持たない。清花は市野の初めての相手だそう。そして、それが理由で市野は清花に構うらしい。ずっと、忘れられなかった、と。

羅生門河岸に響く、声。本庄達が手当たりしだい扉を開けていた。やがて、アトルは市野に見つかってしまい引きずり出される。抜刀し斬りかかろうとする市野。殺さねば、お前に遊女殺しの罪が――。そこに本庄達がやって来てしまい、遂に刀を振り上げた市野。しかし、その刀は清花を斬ってしまう。斬られた傷から生えたのは蝶の羽。そして清花の顔は、まるで蝶のように。き、気持ち悪ー!そしてそのまま空へ飛んでいく清花。というか妖夷。

雪輪に乗り追いかけるアトルは途中で狂斎に出会う。さあ、行こうと外に誘われるアトルだが、その誘いを無視して追いかけていく。せめて解いてあげて欲しかったなぁ。

往壓と共に蝶を追いかける市野。しかしその顔は、妖夷。え、何でだ。

往壓は刀を借りて抜刀。しかし舌に絡めとられてしまう。その隙に市野というか妖夷から漢神を取り出す往壓。ああ、やはりこの場面がなくてはね……。取り出して、そして刀で斬った往壓。市野は死に、そして飛んでいった蝶もまた、途中で羽を失い、やがて消えてしまう。

結局、全ては尾崎と市野の罪とされて幕を閉じた。妖夷の事は全て伏せる事に。

侍の漢神は何だったと問うアビ。後ろを省みる立つ人の形に、心を組み合わせた文字。さり行くものが後ろに心を残している。

その漢神は――愛、だった。

狂斎はなおもしつこくアトルを誘っているが、アトルはここにいると。

それは罪か?別の風景を求めてしまうのは――と呟く。蝶になったら死ぬだけでも、さなぎは孵らないではおれないものな――。



結末が悲しかったですね。市野も、そして清花も死んでしまった。外に行こうとした妖夷が羽を失い、やがて消える場面とか何だが可哀想でした。

狂斎が地味にヘタレっぽくて可愛かったですね。今回はちょこちょこ勉強になりましたな。漢字は勿論、さなぎの事とか。

次回も楽しみですなー。

第16話「真夜中の聖譚曲~oratorio~」



※管理人は原作未プレイです。ので、たまに変な事を言うかもしれませんがご了承ください。



帰宅した名雪。もうすぐ駅伝の大会だから頑張らないと、と意気込む名雪。祐一は友達の見舞いのために病院に行ったと秋子さんに聞かされた名雪は、お茶の入った湯のみをぎゅっと握り締める――



病院に見舞いに行ったあゆと祐一。舞と同室の佐祐理は、舞に全てを聞いたと呟く。何やら浮かない佐祐理に、祐一は全部終わったことなんだからと言う。

魔物に襲われた事実は隠し、警察には季節はずれの熊に襲われたと言っておいたと言う佐祐理。学校はと問われるが、校舎はぶっ壊れたが授業には差し障りがないらしい。タチの悪いグループのいたずらだろうと言う事になっている。かなり派手に壊れていたと思うのですが……。

春には退院出来そうな舞。しかし卒業式には間に合わないだろうとの事。

お前には休息が必要だと舞に言う祐一。そんな舞はまだ、頭の整理が出来ていなかった。でも時間をかければ少しずつ落ち着いて考えられるようになると思うと語る。

――有難うと礼を述べる舞。祐一は、そんな舞に凄いヤツだと返す。辛い事から目を背けないで、ちゃんと受け止めようとしてるんだから。

すると舞は、辛い事から目を背けようとしている人は祐一のそばにいる。力になってあげてほしい。私の力はしばらく戻らない。私には、何も出来ないから――。



佐祐理と舞の病室を後にしたあゆと祐一。病院は苦手かも、などど会話をしていた2人は廊下で栞と出会う。あゆと栞は以前に出会っていたが、自己紹介は今日が初めてだった。

そこに栞を呼びに医者が。主治医、かなぁ多分。彼女はあゆを見た途端、あら、と呟く。ん?反応が引っかかりますね……。どうかしましたか?と聞くと、なんでもないと言いますが……。

あゆは栞の病気が何なのかを祐一に問うてくるが、祐一も知らない。

風邪だ、と本人はそう言っている。栞と医者の姿を見送りながら、祐一はそう口にした。



朝の美坂家。起きてきた香里は母に顔色が悪いと言われる。また眠れなかったの?と。

飲み物を口にしようとした香里だったが、もう行くわと席を立つ。急ぐの、と学校に向かおうとする香里に、母はもう少しあの子の話し相手をしてあげて欲しいと頼む。

しかし香里はその言葉には答えず、行ってきますとだけ口にした。



朝の水瀬家。いつもは秋子さんがいるはずなのに今日はその姿が見えない。まだ寝ているとの事。ちなみに名雪は朝練で、いたのはあゆだけ。まだ寝ている秋子さんに代わって、あゆが朝ご飯を作っていると答えると、祐一は俺も朝練が……と逃げようとする。まあ気持ちは分かる。

案の定出てきたのは黒焦げの料理。あゆは笑って誤魔化すが、祐一に睨まれて素直に謝る。結局祐一は、朝食を口にする事が出来なかった。



お腹を空かせたまま家を出てきた祐一は、コンビニでパンでも買うかと考える。そんな祐一を呼び止めるあゆの声。振り返れば血相を変えたあゆがやって来る。

秋子さんが、秋子さんが……ボクのお母さんみたいに……!

真剣な表情を見せた祐一が恐ろしく凛々しかった。格好良かった……。

引き返すと、明らかに風邪を引いていると思われる秋子さんの姿。あゆの様子からもっと重病だと思っていた祐一は、熱っぽいだけと言う秋子さんの姿に安堵する。

1日寝ていれば治ると思う、と秋子さんは自室へと帰っていく。あゆは、そんな秋子さんの看病をしていると言う。ボク、秋子さんの事が大好きだから――。



学校。名雪は秋子さんの症状に気がつかなかったと言う。名雪は秋子さんの心配をするが、祐一はそれよりもあゆのほうが心配だと言う。かなりパニクっていたから、と。

心配になった祐一と名雪は昼休みを利用して、家に電話をかける。公衆電話……高校の時は利用していましたな。

あゆの話によれば秋子さんの熱は少し下がったらしい。しかし風邪薬がなくて今から買いに行こうと思っていた。でも薬局の場所が分からない――。

祐一から電話を代わってもらった名雪は、あゆに薬局の場所を教える。

電話を切った後、一緒にいてあげた方がいいかなと心配する名雪に、祐一はあゆが大袈裟に騒ぎすぎなのだと答える。

あゆには母親がいない。それでちょっと敏感になっているのだと。

旅行中のお家の人って言うのはお父さんのことなのかな――その問いにはさあ、と首を傾げる。

そしてまた休み時間を利用しての電話。風邪薬は買えたらしいが、それには食後と書いてあり何かを食べさせなければならない。しかし簡単に食べれるようなものが何もない。

コンビニに行けばレトルトのおかゆがあるから買ってきたらどうだと祐一は言うが、あゆは秋子さんをあまり1人にするのが心配だと返す。

どうしようと助けを求めるあゆに、名雪は雑炊の作り方を教える。

ファイト、だよ。とあゆを励ます名雪が可愛いですなぁ……。



祐一は栞に秋子さんが風邪を引いている事を話す。自分がいても役にたたないからと名雪に電話を任せて、自分はちゃっかり栞とデート、ですか?

私のために時間を取らせて、と謝ってくる栞に、祐一は明日の日曜日空いているか。良かったら1日付き合うぞ。と、栞と遊びに行く約束をする。



先に1人で帰宅した祐一。台所にはあゆが苦労した痕跡がしっかりと残っている。

秋子さんの部屋に入ると、そこには疲れて眠っているあゆの姿があった。お母さん、と呟く。



栞と遊びに行く日はいい天気だった。秋子さんの容態を心配してきた栞に、そっちの風邪の具合はどうだと聞き返す祐一。どうやら一進一退、らしい。つまり悪くはなっていないけれども良くもなっていない、と言う事ですか。お前もさっさと治して学校に出てこいよなと祐一が言うと、若干の間の後、そうですねと答える栞。

栞のスケッチブックに目を留めた祐一。栞は絵を描くのが趣味で、今日はどこかでスケッチをしようかと思ったとの事。祐一さんの似顔絵も描きましょうか?と言われ、俺でいいのかと問い返す祐一。

やっぱり、止めましょうか、と言われ、うぐぅと言う祐一が素敵でした。そして冗談ですと笑った栞可愛いー。

突然ゲーセンを指差す栞。生まれてこの方一度もゲーセンに入った事のない栞に対して、祐一はお前も狐か狸じゃないだろうな……と呟く祐一。真琴の事を思い出してしまいますな……。



ゲーセンに入ってやったのはモグラ叩き。なのですが、栞は見事にタイミングを外していく。全部出てきても1匹も叩けないなんて……ある意味凄いのかも。

お気に入りの場所に向かう栞と祐一。1つ目は、初めて栞と祐一、そしてあゆが出会った場所。私には大事な思い出ですと語る栞。思い出って言うほど昔じゃないだろ?と問う祐一に、思い出に時間は関係ないです。その人にとって、その一瞬がどれだけ大切だったか、それだけだと思います、と。

あの時のあゆと祐一は面白くて家に帰ってからもずっと笑っていたらしい栞。本当に涙が出るくらい笑ったんです――。



2つ目のお気に入りの場所には誰もいなかった。近くには噴水。

貸切ですよ――と言った次の瞬間、祐一の顔面に雪玉直撃。やっちゃいけない事をやっちまったなお嬢ちゃん――に噴いた。え、祐一ってこんなキャラなんですか(笑)。

せんせんふこーく、と言って祐一は雪玉を投げまくる。栞が投げる雪玉は見事に祐一にヒットしますが、祐一のは外れまくり。まあわざと外してるんでしょうね……。

2人で一緒に軽食を取り、雪だるまを作り、そして栞は祐一の似顔絵を描き――。

自分の似顔絵を見た祐一は、正直に感想を述べる。お前はあまり似顔絵向いていないと思う。しかし、描いてくれたのは嬉しい、とその似顔絵を貰う。

楽しい時間は過ぎ行く。祐一は時間いっぱいまで付き合うと言う。栞は、本当に時間一杯までこうしていられたらいいですね――と語る。何だか意味深……。



栞はもうひとつ行きたい場所があると、祐一を誘う。その場所は祐一達の通う学校。そして、栞が一学期の始業式以来来る事が出来ないでいる教室。

自分の教室に向かった栞は、自分の席だった場所に座り、とつとつと語る。

しかしそれを全て祐一は知っていた。同級生に聞いたから。

同級生が心配していたと言うと、本当は始業式の日にも行くなと言われていたらしい栞。でも栞には叶えたい夢があった。

お姉ちゃんと同じ学校に通って一緒に裏庭でお昼ご飯を食べて、帰りは一緒に寄り道して家ではその日あった事をおしゃべりする――それが栞の夢。

栞は生まれつき体が弱く、毎日授業を受ける事も難しい。相当、大変な病気なのですね……。



帰宅して、祐一が電話を取ると、その相手は美坂香里だった。呼び出された祐一はそこで、何も言わない香里に対して栞の事か、と切り出す。

沈黙の後、あの子ね、私の妹よ――と告白する。あの子は楽しみにしていた、自分と同じ学校に通って一緒にお昼ご飯を食べたり帰りに待ち合わせしたり――そんな誰でもしてるようなことがあの子の昔からの夢。

あと1週間であの子の誕生日が来る。誕生日まで生きられないだろうって言われた、あの子の誕生日。

もうすぐ栞は死ぬ。だから香里は栞を見ないようにしていた。居なくなるって、分かっているから、だから避けている。

妹なんていなかったら、と香里は涙する。こんなに辛い思いをするのなら、最初から妹なんていなければ良かった、と。

カバンを放り投げて祐一に泣きついた香里は、言葉を吐き出す。

あの子、何のために生まれてきたの――と。



栞ルート、ですよねこれは。オンリーなのか同時進行なのか、いまいち私には分かりませんが、何となく同時進行っぽいような。

舞と佐祐理さんのフォローがあって安心しました。卒業式に出れないってのがかわいそうだな……。

しかし栞、後1週間で死ぬって……!かなり衝撃的なのですが、本当に死んでしまうのだろうか。涙ながらに想いを語る香里の姿にちょっとだけ涙が。

今回は名雪さんが活躍していた気がするのでちょっと嬉しい。あゆも可愛かったですな、相変らず。

次回も相当悲しくなりそうな予感。香里の態度がね、栞に対してかなりキツイ感じ。

来週か、その次くらいで栞は終わり、かな……。

第1話「ファンティーヌとコゼット」

第2話「ジャン・ヴァルジャンの秘密」



10年ぶりに復活しました世界名作劇場。あ、でも私まともに見るのは初めてだったりして。

本当は先週からレビューをする気だったのですが、1話を普通に見逃しまして……。

動画で見たので事なきを得、今回からレビュースタートです。

いつもはあらすじを書くのですが、コゼットは細かくあらすじ書くと切なくなるので感想だけの形を取ります。

第1話では、主人公である少女コゼットが最愛の母親と別れる話。

子連れでは仕事が見つからないという事で、1人で遠くの町へ働きに出たファンティーヌ。迎えに来るという言葉を信じて、コゼットは預けられた宿屋夫婦の下で幸せに暮らす……わけはなく、めちゃくちゃこき使われます。

ファンティーヌさんもこんな怪しそうな夫婦に預けちゃいけませんよ……。人は見かけによらないって言うけど、これはいかにも、ですよ。

コゼットが可哀想でなりませんでした。



さて第2話。

いきなりコゼットがこき使われている場面からスタートです。泣ける……。

つかあんな幼い子をこき使うなんて鬼畜すぎですなあの夫婦。雑巾とか投げつけてんじゃねぇっての。お前がやれよ!と言いたい。

そして、その子供たちもどんどん性格が悪くなっていきますよ。まああれです、あの親にしてこの子あり、みたいなね。

しかもこの親、ガヴローシュの世話までコゼットに押し付けやがりますよ。あ、ありえね……。自分の子供なのに。

子守唄を歌いながらお守をするコゼットが涙を誘います。

一方で泥棒したアランは普通にマドレーヌ市長に雑用係で雇われております。最初は躊躇ったアラン。仕事が出来る誘惑には勝てないのでした。

マドレーヌ市長、ええ人やわ本当……。

でもマドレーヌ市長の過去。19年間監獄に入れられていたジャン・ヴァルジャンなのですよね。余程酷いことしたのかと思いきや、パン1つ盗んだだけ。でも逃げ回ったから19年間と言う月日を無駄にする事になったわけですね。

自分の過去を、それが自分だと言う事を伏せてアランに話すわけですが……ミリエル司教がいたからこそ今の市長があるんですね。人々を救うのは、罪滅ぼしか何か、そんな感じの理由があるんでしょうね。



そして気がつけば3年後が経っていました。早いわぁ。

コゼットもガヴローシュもアランもそれぞれ成長。コゼットは相変らず苛められていますが、ガヴローシュが味方であるのは救い。

子供達は更に嫌らしく育ちました。目の前で焼き菓子を食べようとして、見向きもしないからと言って、焼き菓子を自分達で隠すなんて真似をして、母親に泣きつく。コゼットとガヴローシュが焼き菓子を取ったなんて嘘を付くのですよ。

コゼットは当然怒られ突き飛ばされ……(涙)。

でもガヴローシュは話を聞いていたようで、隠した焼き菓子をこっそり持ち出す。ナイス……!

そして2人でこっそりと丘で食すわけですが、もうね正直あの子供2人ざまあみろって感じですとも。

コゼットは母親に対する想いを語るわけですが、母親はあの悪いおかみさんの手紙に素敵に騙されております。



早く迎えにいってあげてほしいなぁと祈らずにはいられないですよ、本当。

ラストで何か怖い人出てきましたぜ、誰だ……?

第14話「胡蝶舞」



今回は時間の都合上、簡単なレビューになります。ご了承ください。



舞台は吉原。

そこで、遊女が何者かに殺害されるという事件が起きた。

遊女殺害。その容疑者として名前が上がったのは、何と狂斎であり、現場に連行される羽目に。

狂斎はかつて毛の生えた亀と間違え、生首を拾って持って帰ったことがある。その事があり、怪しまれている様子です。

生首を持って帰った理由は、髪の毛に首を絞められ苦しんだ時に、その生首によって異界の姿を見たからだったんですけどね。

現場にて、その遊女の傷は刀傷にしては妙なものだと、アトルによって連れて来られたフラフラ状態だった元閥は言う。

しかし1つだけ方法がある――と言ったのは火付盗賊改の方々。その方法とは、腑分け。

一方で放三郎は本庄達を問い詰めていたわけだが、逆にアトル達を匿っている事を言われてしまう。内心で冷や汗をかく放三郎。

そして、本庄達はアトルを捕まえるために何やら動き出した様子。

狂斎とアトルが今回の話を通して何だかとても良い雰囲気。

そこに往壓と宰蔵登場なわけですが、今回も宰蔵は色々と素敵でしたな。私はアトルよりも宰蔵派だなぁ……。

アトルと狂斎は丁度異界の話をしていたこともあり、狂斎は往壓に異界の話をしてくれと切り出す。

狂斎はアトルにそこに、つまりは異界に行きたいのか?と言う。

行くなよ、と狂斎に言われてちょっと頬を染めるアトル。ああ、やはり良い雰囲気。

この後、火付盗賊改と往壓がひと悶着を起こすわけですが、そこで驚いて狂斎に抱きついてしまったアトルは気絶してしまいますしね……。

そして新たに発生した遊女殺害。多分原因はあの蝶な気がするんですけども。

しかし男を襲った女、爬虫類みたいで普通に気持ち悪かった……。舌が、舌が……!

まあこの新たな事件のお陰で狂斎は無罪放免となったわけですが。

狂斎は、遺体を見て彫り物が消えていることに気づいた。どうやらこの2人には最近、やたら色があったそう。

清花と言う遊女、その女の首にも彫り物がありますが、果たして次回どうなってしまうのかなー。



今回は歌いながら槍に頬ずりするアビと、畳の痕を頬に付けていた元閥が素敵でした。

第15話「かくれんぼの小奏鳴曲~sonatine~」



※管理人は原作未プレイです。ので、たまに変な事を言うかもしれませんがご了承ください。



夜の学校で舞と共に魔物と相対する祐一。練習を思い出して。どう動けばいいか体が覚えているはず――祐一は、魔物に向かって駆け出すが――



魔物に立ち向かっていく舞、そして祐一。祐一は、舞とのあの練習を思い出していた。上手く行った、あの感覚。

それを思い出して何とか持ちこたえる祐一。そして魔物の1体を消滅させた舞は、祐一が相手をしていた魔物も見事消滅させる。残りの魔物は後1体。

魔物を倒した後、痛みに顔を僅かに歪める舞。舞の靴下から見える、痣らしきもの。祐一と話している間にも広がっていく。舞によれば、それはこの間からこうらしいが、さっきまではこんなに酷くなかったと言う。

今日はここまでだ、と言う祐一に、しかし舞は戦うと言う。力が入らない体は時間が経っても多分悪化するだけ。靴下を少し下ろした舞の痣を見て息を呑む祐一に、舞は私を助けて――と言う。



舞を背負って階段を上がる祐一。着いた場所は、佐祐理と3人で昼食を取っていたあの場所。階段に腰掛け、祐一は何をすればいいかと舞に問うが、舞は何もしなくていい。ただ傍にいてくれれば、祐一がいてくれれば囮になる、と。

囮でも餌でもやってやるからしばらく大人しくしてろ――舞は、祐一の肩にちょんと頭を乗せる訳ですが、か、可愛いなぁぁ……!

何だかかくれんぼみたいだな、と祐一は言う。子供の頃やんなかったか?こんな風に息を潜めてさ、鬼が探しに来るのをじっと待ってるんだ。

舞は、やった事があると答える。その相手は佐祐理ではない。ずっと昔、1人だけ友達がいた。でも、その子も私から逃げた。

話し終わると、魔物の気配。動けない舞は高さを利用して、階段下からやって来た魔物に斬りかかるが、それは失敗に終わってしまう。

動けない舞に代わって、魔物の相手をする祐一。舞は祐一に裏庭へ行くように指示する。

魔物が追いかけてくることによって、校舎はとんでもない事に。確かに退学どころじゃすみませんな。

床が抜け、下の教室に落下。祐一は語りかける。一体どういうつもりだ。言いたいことがあるなら言ってみろ――と。

そして祐一は、魔物が本当に自分に何か伝えたい事があるのではないかと悟る。

しかし弾き飛ばされる祐一。体は窓ガラスを突き破り、裏庭に行き着く。

ここに何があるっていうんだ、舞。お前はいつも何考えてるか分からなくて、言葉が足りなくて、他人の気持ちに鈍感で、身勝手で、危なっかしくて――だから、誰かが傍にいてやらなきゃな――。

魔物の攻撃を受け止めるが、木刀は砕け、祐一の体も弾き飛ばされてしまう。もう駄目かと思われたその時、屋上から降りてきた舞。一撃を加える姿はあまりにも美しいですよ。

そして消滅した魔物。よぉ、舞。情けなく笑う祐一に、舞も、よぉ、祐一、と返す。

倒れてしまった舞。祐一に抱きかかえられた舞は、牛丼食べたいと口にする。



派手に壊れたと思っていた校舎はあまりにも普通だった。本当に幻だったのかな。

お腹減ったと言う舞に自分の上着を掛け、祐一は牛丼を買いに出て行く。

今日から舞は普通の女の子に戻る。だからこの牛丼はささやかな祝杯になるはずだったんだ――教室に舞の姿がなかった。

まさかもう1体残ってたのか。牛丼を放り出して駆け出す祐一。勿体ないなぁ……。

俺を逃がすために――廊下を走っていた祐一だったが、突如襲い来る衝撃。息が詰まるような感覚に崩れ落ちる祐一。立ち上がろうとするが立ち上がれない。

――何だ、何が言いたいんだ。分かるように言ってみろ!お前が、最後に残った魔物なのか……?

何とか立ち上がった祐一の前に現れたのは幼き姿の舞。

そして次の瞬間祐一が立っていたのは、麦畑、だった。



麦畑に響く笑い声。

動物園?どこからか聞こえる声に祐一が振り向いたその先には、舞とそして母親の姿があった。病弱な母親は舞に、お母さんが元気になったら連れて行ってあげると約束する。

咳き込む母親を気遣う舞。ある日、こっそりと母親の元に雪の塊を持ってきた舞。

いいもの作ってあげようか――そう言って出来たのは雪うさぎ。懐かしい、昔作ったなぁ……。

母親の症状は良くならない。だが母親は、舞を動物園に連れて行こうとする。今日は具合が良いから、と。心配する舞に本当に大丈夫だと言う母親。そして、今日しかないから――と。

病院を出たところで、母親は具合を悪くしてしまう。ちょっとだけ、少しだけ休ませて。母親は部屋に戻ろうと言う舞の提案を退け、自分も舞と動物園に行きたいと話す。

少しだけ眠ってしまった母親。目の前に広がったのは、舞が作った沢山の雪うさぎ。

動物園だよ。舞と、お母さんの――ああ、ここ感動的ですよ。泣きそうだー。母親もまた、涙を流す。

具合の悪くなってしまった母親。そろそろヤバそうです。舞は元気になって、とその手を握りしめながら、涙を流す。すると翌日、何と母親は元気になって、舞の頭に優しく手を置いたのだった。看護婦さんが相当慌てていたと言う事は、今夜が峠とかそんな感じだったのでしょうね。



舞はショーに出た。傷ついた鳥を抱えて涙を流して祈ると、その鳥は元気になって飛んでいった。

しかしその奇妙な力のお陰で、家には石を投げ込まれたり、落書きが。

電車に乗って別の町へ。

もうすぐ来るよ――と誰かが舞に語りかける。

誰が?舞の事も舞の力も全部受け入れてくれる人。怖がったりしない、その子は強い子だから。

声がそう言った次の瞬間、麦畑ががさりと動き、そこから現れたのは祐一だった。

遊びに来たかと思われた祐一だが、どうやら迷ったらしい。それが2人の出会いだった。

祐一遅いよ、と祐一の前を走っていく舞。祐一は舞が小さくて見えないと反論。

考えた祐一は、ハンデだと舞にうさ耳を着ける。これなら見つけやすいでしょ?

しかしうさ耳を着けた舞は可愛いですね(何か可愛いばっか言ってるわ)。

しおれた花を元に戻して見せる舞。素直に凄いと賞賛する祐一に、この力のお陰で元の町にいられなくなったのだと舞は語る。

いつかその力が好きになれるよ――祐一の言葉に舞は目を瞠り、そして麦畑が風になびく。



翌日、祐一にかかってきた電話。明日で夏休み終わりだもん。家に帰らなきゃ、と言う祐一に舞は助けてほしいと懇願する。魔物が来るの。いつもの遊び場所に。だから2人で守ろうよ――必死に舞は言い募るが、祐一はまた来るから。そしたら一緒に遊ぼうよと言っただけだった。

待ってるから。1人で戦ってるからだから、いつかきっと――。

そして、麦畑は消えてしまった。

時が過ぎて、ようやく学校であの日、祐一と舞は出会った。



教室で息を切らしている舞に、祐一は歩み寄る。出て行って。今の私では貴方を守れないと舞は言うが、祐一は魔物なんて本当はいないと言い出す。

――最初からどこにもいなかった。魔物はお前が生み出していたんだ。お前の力が実体になったものだったんだよ。

気がつけば、祐一の傍らにはうさ耳を着けた舞がいる。いや、話を始めた最初からいたんでしょうがね。

祐一は続ける。

魔物を倒すたびにお前が傷ついていったのはそのせいだ。魔物は、いやお前の力は俺に伝えたい事があった。ただ力が強すぎて俺にはあいつらの言いたい事が分からなかった。

残り1体になる事でやっと分かったんだ。お前は子供の頃、友達を失いたくなくて、魔物が出ると嘘を付いた。そしてその嘘を自分で信じ込んだ。いや、信じようとしたんだ――友達は祐一だった。祐一と舞は、ずっと昔に出会っていた。

あの時の男の子は私を怖がって逃げたと舞は話すが、祐一は帰らなくちゃいけなかったと話す。次の年も俺は麦畑に行ったが、舞には会えなかった、と。

私には分からないと話す舞に祐一はうさ耳を取り付ける。あの頃の舞に戻るんだ。自分の力を受け入れれば戦いは終わる。

――笑えよ、舞。昔みたいに。お前は長い夢を見ていたんだ。もう戦わなくていい、剣を捨てるんだ。

しかし舞は剣を捨てられない。剣を捨てた私は本当に弱いから。迷惑をかけるからと言うが、祐一は構わないと言う。

舞は本当に有難うと涙を流すと、剣で自分を貫いた――。



倒れる舞。祐一は舞を抱き起こし、涙を流す。そんな祐一に声をかけてきたのは幼き舞。

一面の麦畑で祐一は、彼女に謝罪する。ごめんな、遅くなって。

今度は、どこにもいかない?と問いかける舞。怖がったりしないで、と言う彼女に約束する祐一。そして、倒れている舞の傷は塞がっていく。

きっと、今なら帰れると思うから。受け入れてくれると思うから。

君は、舞の……言いかけた祐一に、彼女は私は舞の力の欠片。でもこう呼んでほしい。

――希望、って。



目覚めようとする舞に、祐一は優しく声をかける。

――舞、起きろよ舞。夢から覚める時間だぞ。

そして麦畑では、舞と祐一の楽しげな笑い声が響いていた。



舞シナリオ終了、です。結局魔物は舞が生み出していた代物だったのですね。

祐一を引きとめようとして魔物が出ると嘘を付いたあの日から、魔物は本当に生まれてしまった、って事なのかな。

何だか最後が、あれ、これで終わり?って感じもしましたけど、面白かったです。総じて。真琴シナリオよりはこちらの方が好きかな。

つか舞が可愛すぎる。うさ耳つけた舞ヤバイ。それがまた垂れ下がっているのがいいなぁ。最後死ぬのかよ!って思いましたが、死ななくて良かったですとも。でも自分を刺した理由がいまいち……。自責の念?

真琴編に続いて、EDで祐一と舞の名前だけを最初に出していたのは好印象。

次回は栞シナリオ突入ー。しかし、舞はもう今後出てこないのだろうね。寂しい……。

第14話「絢子さんの恋人」



熱い――どくんどくんと波打つ。痛い、しびれる。

護は、痛みに胸が切り裂かれそうな感覚に捕らわれるが――



絢子とヨハンのビアトリスのパフォーマンスは護に衝撃を与えた。

その悪夢で、護は目を覚ます。場所は保健室。エメレンツィアが棚の上の薬箱を取ろうとして思い切り足を踏み外す。額には見事なたんこぶ。か、可愛い……かも。

大丈夫ですか?とエメレンツィアに言われる護ですが、大丈夫なわけはなかった。

絢子さんはドイツに行くわけがない――自分に言い聞かせるように言葉を吐き出す護。

エメレンツィアはそんな護に、ヨハンの居場所を教える。護は、まだちょっと冷たいから――と自分の額に貼ってあった冷えピタをエメレンツィアの額に。小さく、ダンケと呟くエメレンツィアがまたまた可愛い。

生徒会室に向かう途中で、絢子さんを信じるんだ――と自分に言い聞かせる護。

しかし絢子はヨハンの誘いに対して、考えさせて、と答える。

否定しなかった絢子を生徒会長と汐音は責める。特に汐音は酷いね……髪型もだけど(苦笑)。

生徒会長は護に紙の束を手渡す。それには「原初への帰還」と書かれていた。

ヨハンはこう言っていた。ビアトリスには意思がある。しかしその意思は微小すぎ読み取ることができない。ならば、数億数十億のビアトリスを連結させればいい。そうすればビアトリスは1つの生物としての機能を持つ。そして我々に語りかけてくるだろう。自らの――謎を、と。

いつもの送り迎えが今日はない。帰路へ着く中、絢子は研究が自分にとって魅力的である事を話す。絢子の、ドイツに行ってほしくないと思うか――その問いに、護はずるいですと声を荒げる。

絢子さんはヨハンが怖い。本当はドイツに行きたい。なのに迷っているのは、ドイツへ行けばヨハンに惹かれてしまう、そう感じているからではないのか、と。

絢子は誰よりも護が好きだと答える。そして、確かにヨハンが怖いと。絢子自身はヨハンに惹かれた事など一度も無い――しかし、絢子の中のビアトリスは勝手にヨハンを求めてしまう。意思とは関係なく、どうしようもなくヨハンを求めてしまう。

黙り込んでしまった護。何と言っていいか分からない、と答える護。絢子は沈んだ表情で護と別れる。

部屋で考え込んでいる護の元に逸美が。逸美は護の事を心配しているが、護は無愛想な態度……。大好きなショートケーキなら食べれるでしょ?生徒会長と汐音さんと一緒なら。その言葉に、護は思わず目を丸くするが――



更に物語はシリアスになっていくわけですよ。

今夜12時、ヨハンは原初への帰還を披露する、と言っている。小規模であるが、ビアトリーチェとならばそれが出来るということらしい。しかもこの提案は絢子からだった。

以前の絢子ならば間違いなくドイツへ行っていた。しかし行かないのは、少しの間でも護と一緒に離れるのが辛いからだ、と汐音は語る。

生徒会長と汐音と一緒に学園へと向かう護。屋上に、ヨハンと絢子の姿。何故か絢子は憔悴している。その肩をつかみ、ヨハンはこれまで以上の輝きを吹き込んでやる――と言うわけですが、すいません声が何かとてもエロいんですけど。無駄にドキドキしたんですけど、私が!

ヨハンはビアトリスの集合体を取り出す。絢子に手を触れさせるヨハン。上手く行くかと思われたのですが、集合体暴走ー。

ヨハンは生徒会長に学園を封鎖するよう命令する。携帯でパスワード入力しただけでバリア展開ってすげぇですよ。

しかし、ビアトリスが上昇する様をモニターで見つめている男は一体誰なんだろうか。

ヨハンは絢子に手を貸せと言うが、絢子はそれが出来ないと、ビアトリスと上手く感応できないと言う。

集合体の力は凄まじい。すっかり弱気になった絢子を救ったのは結局護なわけで、また出てきた裸の2人(……)。絢子は護がいてくれなければ誰よりも弱くなってしまうと語る。護は絢子に対してドイツに行ってほしくないと願う。……あ、出た。キスが。

復活した絢子は、護と共にビアトリスの力を発動。そして、強烈な一撃が、敵を消滅させた。

護と絢子の一撃は校舎にまで届き、護のクラスは素敵に青空授業……。

そして帰っていくヨハンに対して、護は自分が絢子の恋人だと、渡さない――と。

最後のあのヨハンの表情。認めては、ないのだろうけども。ちょっとは護を見直したのかもしれないね。



……今回は私好きじゃないな。作画も微妙だし、何かもう護にも絢子にも苛々するようになってきたわぁ。これあれだな、1クールで良かったよ。2クール目要らないと思いますですよ。もう子安出ないしつまらん(いや、ムカつくといえばムカつくんだが)。

しかし、次回世界一エクセレントな髪の毛って……何なんだ。

第10話「未来の記憶」



ミミック――エミリィは600年以上前のものだった。ストレインの開発が始まったのは150年前。ミミックの開発はそれよりかなり先行していたが、その中でもエミリィは初期の物だと推測される。

セーラに問題がない以上、理由があるのはミミックの方――メルチが中を開けると、そこに納められていたのは人類の脳ではなかった。目がぎょろぎょろと動く様は結構気持ち悪い……。

メルチは言う。これは、セーラがリンクしていたのではない。コイツのほうがリンクしてくれていたのだと――。

こんな脳を持つ生物は我々の知る生態系には存在しない。異星人としか考えられない――。

しかしメルチはそんなことよりも何でこんなものがあるかと言うほうが問題だと言い、詳しく調べ始める。

そして、遥か遠く――ラルフの元にいるエミリィは、ラルフにあの子を助けてと懇願する。

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第13話「地獄極楽風聞書」



1人の男が絵を描いている。描かれているのは1匹の龍。

どうして写実的に描く事が出来るのか――問いに、それは入門した人からの教えだと言う。

何事も観察、観察なのさ――と。

しかし今描いているのは龍。化け物も芯を観察して描く事は出来ない。教え子らしき人物は言うが、男は龍も化け物も見たと答える。

それは、40年も前の事。



アトルが身を隠している遊女屋で、遊女を侍らせているのは少年の絵師。彼の名は河鍋狂斎。絵を描いていますが、これが凄い。そして顔も結構、というかかなり格好いいです、惚れそうだぜ……!

何がおめでたいのかと問われた狂斎は、老中を始め、町奉行も皆付いていったために、今のこの江戸に倹約だ贅沢禁止だと取り締まる連中は誰もいない。これがめでたくなくて何がめでたいのかと楽しそうに笑う。

廊下を歩いていた狂斎の視線の先には、遊女にちやほやされる宰蔵の姿。そして他奇士の面々とアトル。上様が日光に発ち、やっと出た休暇を彼等は楽しんでいたのだ。

その遊女屋に現れたのは岡っ引き、玉兵。玉兵は奇士達を追って吉原へとやってきたのだった。調べと言って、ただで上がり込んだりしているらしい。

玉兵が知っている、奇士の話に興味深々な狂斎。

花代を持つと言われた玉兵は、狂斎に奇士の話を始める――。



話の流れを全部書こうと思ったのですが、今回は総集編に近い形。中盤から後半にかけてどう書いていいのだろう……というわけでこんな形に。

しかし元閥は棒手振なんて事をしてるのですね。ところてんを皿にきっちり載せるあの技は凄いなぁ……。アビもまた、猫のノミ取りなんて事をしてまわっているらしい。老人が何だかいい味出してますわ(特にじいさんの方)。

遊女にちやほやされまくって遂にぶち切れる宰蔵。またキャラが壊れてる(苦笑)。きっともうあんな位置づけなのね……。

玉兵は往壓が役に立たないはずなんて言ってますが、実際はかなりというか、多分一番役にたってますよな。

奇士の話をし終えた玉兵は、化け物なんて馬鹿馬鹿しい――と笑い飛ばすが、狂斎は見ていた。化け物を。師匠の供で向かったあの日光で。

狂斎はアトルに興味を持っている様子。呼び出し、これは……口説いているのか?しかも描いたアトルはえらく色っぽいですよ。

狂斎が今後どう絡んでくるかが楽しみだわー。



後、今回からOPとED変わったのですが、まあ良いのではないかなーと。OPは結構気に入ってます。EDは普通、かな。アトルだらけだ……!

第14話「ひびわれた協奏曲~concerto~」



朝食の席での祐一の表情は冴えない。脳裏を過ぎる昨夜の舞のあの言葉。

そんな中あゆの前に出てきた、あの秋子さん特製の謎ジャム。短い付き合いだったな――祐一は、あゆにそう視線で語りかけるが――



あゆを見捨てて家を出てきた祐一と名雪。祐一と名雪は互いを薄情だと言う。

あのジャムを見ると、生き物としての本能が警笛を鳴らす――祐一は呟き、名雪もそんな感じだと同意する。

名雪は気づいたように祐一に袋を差し出す。中に入っていたのは……う、うさ耳……。か、可愛くねぇぇー!でもちょっと良いかも……(ええー)。

祐一が着けると名雪は何とも言えない表情に。名雪は、祐一が以前言った、女の子を可愛く見せる方法にそれを活用して、と言う事らしい。

嬉しそうじゃないと言われ、うさ耳を着けたまま、嬉しがる祐一。確かに怖い。通りかかったおばちゃんも、驚いてましたね(苦笑)。

有難くうさ耳を借りる祐一。そのうさ耳を手にして、祐一の脳裏に蘇る記憶。

黄金色に輝く草原の中――1人佇むうさ耳の少女。あゆのように見えますが……?



恒例の昼食場所に行くと、そこには何故か舞の姿しかない。佐祐理は日直で遅くなるとの事。祐一は、舞に魔物が何故自分を狙うのか問いかけますが、舞にも良く分からない。しかし、祐一が来るようになってから、魔物がざわめくようになった――と。

暇をもてあます祐一。しりとりをするかと提案すると意外にも舞がノッてきます。

しかし舞、しりとりめっさ弱い……何故なら、動物全てに「さん」をつけてしまうから。でもそこが可愛い(笑)。

佐祐理の話により、舞はしりとりが好きな事が判明。でも舞は姿を良く消すので探して1日が終わる事もあるとか。



放課後。部活が俺を呼んでるぜ――と、祐一は屋上で素振り。最近は祐一も奇行が目立つようになってきたらしい。現れたのは舞。木刀を突きつける――ってわけで祐一と実践開始、ですが、祐一は弱いので簡単にあしらわれてしまう。

杉田ボイスで木刀持ってようが、祐一は銀さんにはなれないわけですな……(苦笑)。

弱いことが分かっていない。そうすればどう動けばいいか分かる。舞のアドバイスを貰った祐一は、中々の動きを見せる。

そこに佐祐理登場。私もやらせてください、と言いますが、木刀持った瞬間にこける(笑)。そして立ち向かった佐祐理は、舞にあしらわれ、邪魔と言われてしまう。

しかしそれは、佐祐理が大好きだからこそ、の発言だった。



1人家路に付くと、佐祐理と出会う。先程の事を謝る佐祐理。祐一は何か気づいているのではないかと問いかけてみるが、佐祐理は何も知らない様子を見せる。

祐一は佐祐理に、どうして舞の事を気にかけるのかと問うと、佐祐理は過去の事を話しだす。

それは、ずっと昔の話――。

佐祐理の父は子供を甘やかす事なく、礼儀正しく育てていた。だから佐祐理も、自分の弟――一弥には厳しく接していた。それが正しいと信じていた。

本当は頭を撫でてあやしてあげたかったが、それこそが一弥のためだと信じていた。

一弥は発育が遅く、幼稚園に行っても話さない。そしていつも1人だった。体が弱いから、幼稚園の送迎には付き添っていた。

物欲しそうにしても買ってあげる事はしなかった。本当は、もっと優しくしてあげたかったのに――。

やがて一弥は病気になる。佐祐理は、父親に病気が治ったら頭を撫でていいかと問う。頑張ったね、と。

しかし一弥の病気は良くならなかった。1度だけ悪い子になろうと決めた佐祐理は深夜の病院に忍び込み一弥の下へ。お菓子や玩具を買い込み、一弥と遊ぶ。

一弥の事、本当は大好きだと、水鉄砲を持った佐祐理は泣いて言葉を振るわせる。

頷く一弥。そして最初は笑わなかった一弥だが、最後に満面の笑みを見せた。

それが、2人で遊んだ最初で最後の思い出。

その事がきっかけで、佐祐理は自分の事を名前で呼び、笑えなくなった。笑えるようになったのは、舞と出会ってからだと。

佐祐理さんは店内に流れている曲が何か。祐一に問う。それはパッフェルベルのカノン。

同じ旋律を何度も繰り返しながら、少しずつ豊かに美しく和音が響きあうようになっていく――そのように、一見違いのない毎日を送りながらでも少しずつ変わっていけたらいいですよね。いつか一弥のことも悲しい事だけじゃなく、思い出せるようになるかもしれない――。



佐祐理と別れて帰宅した祐一。あゆにジャムの感想を問うと、あれは普通の食べ物とは違う何かのような、と複雑な表情を見せる。あゆも、普通の味覚の持ち主のようですなぁ。

佐祐理さんからの電話が来ない。名雪がご飯と呼びに来たが、祐一は友達の誕生日パーティーがあるからと、出て行ってしまう。事前に言っておこうよ……。

祐一が出て数分後。家に電話が。それは佐祐理さんからの電話だった。

出かけた事を知った佐祐理は、あの場所へと赴く。



夜の学校で舞は魔物と立ち向かっている。祐一は、佐祐理さんは自分を探すはずだ、と考える。もし、自分達がしている事を知っているのならば――。

秋子さんに電話をすると、佐祐理から電話があり、そして行ってみます、との佐祐理の言葉。それで確信した祐一は走って学校へ向かう。

佐祐理は夜の学校に1人で侵入する。水が出しっぱなしになっている蛇口を止めてふと顔を上げると、佐祐理さんは何か気配を感じる。向かってきたのは、魔物だった。



学校に辿り着いた祐一は、立ち尽くしている舞に声をかけるが返事がない。舞は剣を落とし、そこに倒れてしまう。舞の視線の先――そこには血を流した佐祐理の姿があった。

見た目ほど酷くはないが、当分入院の必要があると医者は告げる。

佐祐理さんは何もかも知っていて、知らない降りをしていた。舞は剣を振り回し、辺りの物をぶち壊す。舞は自分を責めるが、祐一は自分が悪いのだ、と。

落ち着かない舞を一喝する祐一。自分を傷つけても、全てを失うだけだと――。

顔を上げさせると、舞は涙を流している。祐一は問う。佐祐理さんや俺や作ってきたもの全てを失ってもいいのかと。言うとおりにする、と言う舞を祐一は優しく抱きしめる。



学校に戻った祐一と舞は、今夜中に決着をつけるべく、剣を、そして木刀を手に立ち向かう。終わったら、牛丼でお祝いをするために――。



ぎゃあ、佐祐理さんがー!というわけで、佐祐理さんがとんでもない目に遭ってしまいました。やはり佐祐理さんは全てを知っていたわけですね。

佐祐理さんと弟のエピソードはちょっと泣いてしまいましたね……か、可哀想。

祐一と舞が普通にいい感じでしたね。ちょっと待てと言いたくなりますが。この男はどこまでもタラシですね……。誰にでもそんな事言ったりすんのだろうね。

舞編クライマックス。次回か次々回くらいで、舞シナリオは終わりかなー。

第13話「魔王あらわる!」



今年はどんな年になるのか。

2人一緒ならば、待っている事はきっと素敵な事ばかりであると、護は胸を膨らませるが――



護はまたあの人の夢を見る。奇跡を起こしてくれる力――そう言われてお前、信じるか。

目覚ましの音で目が覚める。頑張らなくてはと意気込む護。

今日から新学期。そんな本日から3日間。特別講師として、ヨハン――プロイセンの魔王が赴任してくる事に。生徒会の面々は楽しそうな感じですが、絢子や生徒会長は当然歓迎ムード、ではない様子。

遂に姿を現したヨハン。絢子に対して美しくなったと笑みを浮かべますが、明らかに笑みが邪悪。護の笑顔とは正反対ですね。

失礼ではありませんか――生徒会長の言葉も聞かず、ヨハンは、孤独を埋められるのは俺だけだ。永遠に愛し、守ると誓おう――絢子の手の甲に口付けるヨハン。絢子は、平手打ちをかますと、走り去ってしまった。

ヨハンは顔はいいので、女子生徒から人気に。ひそひそと噂話をする女子生徒がちらほらと。

護は生徒会長から話を聞く事に。おじさんは絢子の支えだったが、3ヶ月だけ研究を手伝うという事でヨハンの元へ。絢子は、おじさんを取り戻すために、ヨハンと戦った。この決闘の手配をしたのは生徒会長だそうです。

結果は引き分けも重症。そしておじさんは戻ってこなかった。

生徒会長はもうあんな思いはしたくない。絢子にも護にも傷ついて欲しくないと自分の思いを吐き出す。

護のクラスを見ることになったヨハン。早速ビアトリスの授業です。

護はビアトリスを見せ付けますが、突然弾けて消えたかと思うと、脳裏にヨハンの声。

そして護は倒れてしまった。ほくそ笑むヨハン。き、気にいらねぇ……。

その夜、自室。ヨハンみたいになりたい。絢子さんにふさわしい男になりたい――と、護は決意を新たにするのだが――



ヨハンが現れて、物語はただのラブラブから一気にシリアスに。ヨハンがまた恐ろしくムカつく男ですね。キレそう。

暗雲立ち込める中、ヨハンの特別講師最終日に、絢子とヨハンでビアトリスのパフォーマンスをする事に。勿論絢子は断りますが、護が見たいと発言し、パフォーマンスをする事に。

そしてとうとうパフォーマンス開始なわけですが、文句なく凄かったですね。いきなり辺りが夜へと変わり、空にはオーロラらしきものに、そして龍。何ていうか幻想的って言うか……これがヨハンの力なのですね、って感じですよ。

ヨハンから差し出された手を取る絢子。そのまま引き寄せられると、辺りはいつもの風景に戻る。

何やら素敵な感じのヨハンと絢子。と思いきや、今度は護が絢子とパフォーマンスを。

辺りを満たす色とりどりの光。空を走り、そして降ってくる。綺麗ですねぇ……。

生徒達の評判は上々。そしていい雰囲気になりかけた時、光が消えていく――倒れてしまった吉村護。恐らくまた、ヨハンにビアトリスを強制的に遮断されたのでしょうね。授業の時と同じように。ひ、卑怯だ……!

無様な吉村護を、更にヨハンは絶望へ叩き落す。絢子をドイツへ連れて帰る事を了承してもらいたい、となどど言い出しますが、果たして――。



1週間の間を空けての護くん。まあ普通に面白い……ね。

次回は、一体どうなってしまうのか。多分、絢子さんドイツに行かないとは思いますがね。私的には行っても全然。でもそれじゃあ話が続かない、よなぁ。

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