ミミック――エミリィは600年以上前のものだった。ストレインの開発が始まったのは150年前。ミミックの開発はそれよりかなり先行していたが、その中でもエミリィは初期の物だと推測される。
セーラに問題がない以上、理由があるのはミミックの方――メルチが中を開けると、そこに納められていたのは人類の脳ではなかった。目がぎょろぎょろと動く様は結構気持ち悪い……。
メルチは言う。これは、セーラがリンクしていたのではない。コイツのほうがリンクしてくれていたのだと――。
こんな脳を持つ生物は我々の知る生態系には存在しない。異星人としか考えられない――。
しかしメルチはそんなことよりも何でこんなものがあるかと言うほうが問題だと言い、詳しく調べ始める。
そして、遥か遠く――ラルフの元にいるエミリィは、ラルフにあの子を助けてと懇願する。
艦内を歩いていくラルフの脳裏に過ぎる過去の記憶。
ストレインに乗ったラルフはディーグに接触する。ラルフを迎え撃った敵の新兵器はまるでストレインだった。艦内に潜入し、次々と敵を打ち倒すラルフ。さすが、強い。
――残りは、1体。
――残りは、1人。
ラルフは自由に動ける最後の乗員に銃口を向ける。そして、過去、敵をなぎ払った――その映像と重なるように引き金を引く。
倒れる乗員。そして、撃破したストレインらしきものから出てきたのは人。しかも子供。それこそがエミリィだった。
乗員を撃ち殺した後、明らかに様子がおかしくなるラルフ。
シャワー室に閉じ込めていたメドロックに出ろと命令したラルフ。IDが登録してありそうな物は処分したらしいって事で、メドロックさん服がありません。タオル1枚ですよ、風邪引きますよ。
メドロックが見たものは乗員達の物言わぬ姿。ラルフはメドロックに追撃続行を命令する。何故こんなことをするのか――ラルフに問うが、彼は答えない。
リベルタッドは惑星ブレグマに向けて亜光速航行中。そこで補給、補習、その他必要な措置を取った後、帰還の途につくとの事。
必要な処置とは恐らくセーラの事。リーズナー達は複雑な表情を見せる。
そして映る犠牲者達の棺、みたいなもの。ばっちりカリスが映っています。ちょ、思い出させんな……(崩れ落ち)。
クレイヴンにたてついたメルチは、セーラを呼び寄せる。いや、セーラ出番ないかと思ったですよ。
セーラに、ミミックの事を話すメルチ。
一方クンルーンでは、ラルフがメドロックに銃口を向けたまま、操作をさせている。
トゥモールは副長がいなければ使えない。トゥモールがなければ丸腰同然――分かっていると呟くラルフ。メドロックは、何を考えているの――と胸中で呟く。
600年前のミミックとどうしてリンクできるのか――それを知るためにメルチはセーラを呼び寄せたという。メルチは、一連の事件にこのミミックが関わっていると推測していた。
それにこれが何者であるのか知らなければ、ラルフの目的も分からないままで終わる。
メルチ達は、情報を引き出すためにセーラに通常よりも深いリンクを促す。しかし、リンクした瞬間画面には警告の文字。リンクレベルが予定数値の3倍にまで高まっていた。
セーラが見る、エミリィの記憶。6361年。600年以上前の記憶。
そこにいるのは沢山の少女――しかし顔は全て同じ。彼女達はエイリアン、つまり異星人。そして興味深い事に意識を共有している。しかもタイムラグがない。どんなに離れていても――何光年離れていても、意識が共有できる。
彼女達に効く麻酔はない。麻酔無しで彼女達は解剖されていく。意識が共有している事で感じてしまう、痛み。
能力が解明できれば、これまでの情報を覆す情報伝達手段が生まれる。
即時通信が可能になれば、様々なメリットが生まれる。光より早く軍を移動できる。瞬間移動も可能になる。
エミリィはグラベラに送られる。その頃には、ストレインの開発が進んでいた。
そして私は運ばれていく。
――私は、私を奪い返すために私は私を追い続けた。
回想のラルフ。遠い未来の話。出てきたのは人――それを見たラルフの脳裏に過ぎる幼きセーラの姿。そして、ラルフは知ってしまった。自分達が、ユニオンが何をしたか。
――どうやって、償えばいいんだ、こんな事。
償いなら出来ると、エミリィはラルフの腕を掴む。私の中の、バグスターゲートを開けば――。
あの子を助けて――エミリィの額の模様が光り、そして辺りは黒く染まっていく。
コントロールを受け付けない。このままでは精神負荷がレッドゾーンに突入してしまう。
メルチは強引にミミックを取り外し、やがてセーラは帰って来る。
真相を知ってしまったセーラは、涙を流す。
クンルーン艦内。副長は生きていた。コントロールを進めていた副長の後頭部にしかし突きつけられる銃口。
その状態ならばトゥモールは私の命令を受け付けるな――ラルフによって今度こそ、副長は絶命してしまう。
その頃、全てが終わると思っていたリベルダット。しかし突きつけられたのは友軍がいないという事実。惑星周辺には、艦艇の姿が一隻も、一隻もなかった。
2週間くらい間が開いたストレイン。
あらすじ殆ど書いたら長くなってしまった……!
今回はセーラの出番が少なく、何ていうかラルフメインみたいな感じになっていましたね。回想のラルフ兄さんはやはり格好いいです。
結局、ラルフはエミリィ達、つまりは異星人に対して償うために戦っている、と言う事なのでしょうかね。こんな事をした、人間たちを滅ぼすのが目的と言った感じかと思われます。
ラルフ兄さんの目的は何ていうか……まあ気持ちは分からなくない。あんな事をするのはさすがにどうかと思うので。ラルフ暴走の原因は、ユニオンの人間にあったという事ですね。
次回は、ラルフ兄さん血を吐いておりました。そろそろヤバイ……?
って、次回の放送は31日だそうです。また間が開くのかよ。
送っていただきましたTBは、ミラーも活用しなるべく返させてもらっていますが、それでもTBが送れない場合があります。 日数経過状況により気がつかない場合があります。ご了承ください。
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