由美子は、今日はいいのが書けそうと嬉しそうに言うと万年筆を走らせる。
私達は少しためらった。私達にとってそれは久しぶりの――。
桃香を始め、今日は皆でどこかへ出かけるらしい。
席に座っていく中で、桃香を強引に自分の隣へ座らせる桃花。その様子を見て、明日菜はどこか残念そうな表情を見せている。
ベルが鳴ってからぎりぎりで姿を見せた春彦は結構な荷物を抱えていた。
列車の中、皆で大富豪。桃香は強いが、春彦はかなり弱いらしい。トイレと言って戦線離脱……?そして桃香と座れなかった明日菜は、由美子似の少女に綾取りを見せていた(しかし亀甲縛りって……おい)。
トイレからの帰り、春彦は隣の車両から不穏な空気を感じる。明らかに元気のない、集団に表情を強張らせるが、真琴から声がかかり、結局それが何かは分からぬまま。
車で向かった宿は、かなりの大きさ、そして歴史を誇っていた。
宿では美人女将が一行を出迎え、部屋に通されれば、桃花は早速饅頭を食している。しかも色々な部屋からかっさらっている様子。その一室には何故か胡蝶三姉妹が……。
そしてその後は温泉でゆったり。章子は女将に言われた、旧館の事が気になっている。決して入らないようにと言われているのだ。
春彦は1人で温泉でゆったり。その隣から聞こえてくる女子の会話。
そのあまりにも怪しい会話に、つい指で穴を開けて覗き見ようとするが、桔梗の一撃で陥落。
食事は豪勢で桃香は嬉しそう。するとそこにはここでバイトをしていると言う香陽が現れる。おひつからしゃもじですくってご飯を食べる桃花。そこにある胡蝶の姿に怒りを表す章子。
そして真琴と明日菜は食事後の温泉上がり、途中で落し物を拾う。よぎる子供の姿を追って旧館へ足を踏み入れれば、彼女達の姿はそこで消えてしまう。
桔梗、章子――やがて春彦も消えるが、桃香と桃花は卓球なぞ。桃花はそこで、柱の部分に彫られているゆかりとひかりと言う名を見つける。
女将、ゆかりからひかり――それが死んでしまった妹だと聞く。
桃香と桃花は香陽に首を突っ込むなといわれるも気になり旧館へ。そこで見つけたのは女将の日記だった。それに目を通してしまった2人は、ゆかりの過去を知る。
ひかりは新しい父親に部屋に連れ込まれている。冬にはひかりが死亡。
ゆかりは新しい父親の殺害を決意。斧を引きずり、あの部屋で殺す――。
呼んで部屋を出ようとすると、目の前には女将の姿があり、その手には斧が。
逃げるも物凄い形相で追いかけてくる女将。行き止まりの扉を開けて逃げ込めばそこは、何故か由美子の部屋で、もう限界ですの文字。
そして縁側では、真琴、寧々、春彦が茶をすすって、平和だなと呟く――。
前回の物語が、由美子のシナリオによって進んだように、今回も同じ形式を取っているらしい。どことなくホラー館が漂っていた今回、脚本は祭の時と同じく山本麻里安さん。私は結構好きだったけど、オチ……。あれでいいんだ……。
春彦があまりにも報われなさ過ぎて可愛そうになってきた。そんな彼でいいとは思うんだけどもね、少しくらい格好いいところ見せてくれよ。
斧をもっている姿を見て、ひぐらしのレナが思い浮かんだな。
次回は、ヤミ帽のキャラが出るらしいですね。ヤミ帽は良く知りませんが。
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